【PL-100】Microsoft Power App Maker 受験体験記

2023/11/21(火)にPL-100: Microsoft Power Platform App Makerを受験し、無事に合格しました!今回は、これからPL-100を受験する方に向けて、受験体験や学習方法を共有します。

ろここ
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今回の試験は無事に一発合格することができました!

受験動機

Power Platformは社内に導入されてまだ新しく、使いこなしている人が少ないのが実情です。そこで、ろここが先駆者となって社内での知識共有を進めています。

ただ、知識があるだけでは足りません。みんなに信頼されるには、その専門性を公的な資格で証明することが不可欠だと感じていました。企業が社員のスキルアップを支援するための資格奨励制度に、Power Platformに関するMicrosoft認定資格を追加してもらうように依頼し、先日新たに加わりました。

それが、ろここにとって大きな後押しになりました。だからこそ、PL-100の資格取得を目指し、受験することを決めたのです。

ろここ
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新卒入社で本配属した約1年半前から担当部署に掛け合っていたので、ようやくといった感じです!でも、おかげで社内のPower Platformに関するコミュニティは活発になっていますよ!

試験範囲

公式に記載のPL-100の試験範囲(2023/11/23現在)は以下の通りです。

  • ビジネス ソリューションの設計 (20 から 25%)
  • データの分析と視覚化 (10 から 15%)
  • ビジネス ソリューションの構築 (60 から 65%)

以下のアプリケーションは一通り操作しておきましょう。

  • Dataverse
  • PowerApps
  • AI Builder
  • Power Automate
  • Power Virtual Agents
  • Power BI

試験内容については年に1,2回ほどのペースで改訂されています。試験体験・対策記事は他にも多数ありますが、試験範囲については公式ドキュメントからおさえるようにしましょう。

ろここ
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Power Platform関連の資格を俯瞰的に見たい場合は次のリンクが参考になりますよ~

試験対策

本試験はPL-900(Power Platform 基礎)に合格していることを前提にしています。受験要件になっているわけではありませんが、前段であるPL-900を取得してPower Platformの全体感をつかんでいることをお勧めしますよ。

ろここ
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知識習得問題集の二種類にわけて紹介します!

  • 知識習得
    • Microsoft Learn
    • Udemy
    • 自宅で実際に作ってみる!
  • 問題集
    • Microsoft公式問題集 – 無料の練習用評価を受ける
    • Udemy

知識習得

書籍やオンライン教材等がありますが、まずはMicrosoftが提供している無料の教材で学習することがおすすめです。そして、学んだことを実際に操作して理解することが重要です。動画による学習が適している方は、YouTubeやUdemyなどの有償教材も検討してください。

Microsoft Learn

Microsoft Learnって何?

Microsoft Learnは、Microsoftの製品や技術に関する知識を学ぶための無料のオンライン学習プラットフォームです。

コースは「モジュール」と呼ばれる小さな単位に分かれており、特定のトピックについて30分から1時間程度で学べるようになっています。

一連のモジュールを集めた「ラーニング パス」を通じて、より広い範囲のトピックについて学ぶこともできます。学習を進めることで、経験値ポイント(XP)を獲得し、スキルレベルを上げていくことができます。

ろここ
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「Microsoft Learnってそもそも何?」という方は以下のリンクをご覧ください!LearnサンドボックスはPower Platformではほとんど使用しないため、読み飛ばしていただいて構いません。

PL-100の試験詳細ページの下部には、準備する2つの方法という項目があり、本試験PL-100に関連するMicrosoft Learnのモジュール、ラーニングパスが20種類以上存在します。

試験に臨む前に、これらすべての項目を実施しておくと万全です!

準備する2つの方法の「マイペースで進められる」側にモジュールとラーニングパスが表示されます
ろここ
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ろここは前日まで別タスクに追われていたため、すべてこなすことができませんでした…

Udemy(有料)

Udemyって何?

Udemyは、専門家によって提供される数千ものコースがある、世界的に有名なオンライン学習プラットフォームです。

プログラミング、写真、ビジネススキル、個人的な発展など、多様な主題にわたるコースを提供しています。

Udemyの特徴は、一度購入すれば生涯アクセスできること、自分のペースで学習できること、そして実践的な学習が可能であることです。

ろここ
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Udemyは講座が頻繁にセールが行われるため、そのタイミングと合わせて購入することをオススメします。

Udemyは体系的に動画主体で学ぶことができますが、PLシリーズの講座についてはまだ日本語が用意されておりません。翻訳しながらにはなりますが、以下の講座がおすすめです。

自宅で開発者環境を操作しながら理解する!

PL-100など、Power Platform関連の試験で重要なのは、実際に操作して理解することです。PL-100はPower Platform アプリ開発者アソシエイトという名前なので、アプリ開発が実際にできなくてはなりません。

Power Appsは組織アカウントが必要になるため、学校や会社でしかできないと思われることが多いですが、自宅の個人環境でもPower Appsを使用することができます。

ろここ
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個人での環境作成方法について、詳しくは以下の記事を読んでみてくださいね!

問題集

試験前には問題集を実施して

Microsoft公式問題集 – 無料の練習用評価を受ける

Microsoft認定資格の各種試験には、試験対策用の練習問題が用意されています。

PL-100の試験詳細ページに記載がある「試験のスケジュール設定」の下部に無料の練習用評価を受けるというリンクがありますので、こちらから練習問題を実施しましょう。

練習問題の場所
ろここ
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50問の練習問題に回答すると、練習問題の結果が以下のように表示されますよ!

練習問題を実施すると結果のサマリーが表示されます

こちらにも記載がありますが、試験実施前に正答率80%以上を獲得しておきましょう。

Udemy

知識習得でも紹介したUdemyより、過去問について紹介します。個人的には役に立つと感じました。私が試験を受験する数日前に日本語のコースが公開されたので、ラッキーでしたね。

試験当日

試験はオンライン受験による自宅受験を選択しました。会社ではリモートワークと出社のハイブリッド勤務を実施しているので、試験後にはすぐに業務に戻れて便利ですね(試験前後は休みたい気持ちもありますが…)

感想

Power Appsを駆使したプロジェクトが日常的に行われているため、PL-100の試験内容には自信を持って臨むことができました。問われたない世も実務での実践経験があるため、理解している内容でした。

特に、Dataverseやモデル駆動型アプリ、AI Builderに関する設問が試験の中で目立っていましたので、少し規模の大きいプロジェクトでPower Apps経験があると問題ありませんが、個人アプリ制作だけでは難しいかもしれませんね。その場合は、Microsoft Learnを使用して、必要な情報を補うことが大切です。

ろここ
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この経験を通じて、単に学習するだけではなく、実際にツールを使いこなすことの重要性を再認識しました。今後は今まで以上に自信をもって業務に取り組んでいきます!

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